綾なす

つまみ細工の小物作成

結婚適齢期

f:id:kami3saki:20191119175200j:plain

この言葉は初めて聞いたのは小学校の国語の授業。
教科書にモーパッサン「ジュール叔父」の一節が載っていた。
 
年頃の男性の目に留まるように結婚適齢期を迎えた娘2人を連れて家族が街中を歩くというもの。
 
でも無知な私はどういう意味か分からなかった。
「結婚」という言葉は知っていたけど「適齢期」って何?

 

「お年頃」=「結婚適齢期

と一般的には思われているようです。

 

良いお相手がタイミングよく見つかるとは限りませんが私は結婚したいときが適齢期だと思っています。

  

私が20歳の頃 ご近所の世話好きな奥さんがしきりにお見合いのお話を持ってきてくれました。

結婚する気などさらさらない私はいつもお断りしてました。

「お話があるうちが華よ」なんてよく言われました。

 

ある日 母と買い物に出かけた帰り その奥さんの家の前を通りました。

玄関先にいらした奥さんを母はいち早く見つけ

「今後のためにもご挨拶しておきなさい」と言い

私は言われた通り挨拶をしました。

 

初対面です。

 

でも何故かそれ以降お見合いのお話は来ませんでした。

何故? 何故? まあ、いいけどね。 でもやっぱり何故?

 

ジャーナリストの武村健一さんが男子学生ばかり集めて講演をしました。

 

「私の友人で女性社員を使って成功している人がいます。

彼のモットーは26歳未満の女性は雇わないということです。

 

それは何故か?

 

26歳未満の女性は会社を腰掛け程度に考えていて周りにいい人はいないか常に意識しているため 仕事に身が入らない。

 

ところが26歳を過ぎると『もしかしたら私は結婚できないかも』と考え、仕事に励むそうです。」

 

これを旅行先のTVで友人と見ていて思わず苦笑い。

私たちまさに26歳だったんです。

 

中国のどこかの風習で女の子が生まれると紹興酒を縁の下に埋め

その子が嫁ぐお祝いの席でふるまうというのがあるらしい。

 

これを聞いたとき

「私の場合 多分 紹興酒は日の目を見ないな」と漠然と思いました。

 

そんな私でさえ結婚をしました。

お相手が見つかり「結婚してみようかな」と思った瞬間が私の結婚適齢期

 

***

 

くだらないお話で恐縮です。