今回も中国史劇の影響。
すだれを巻き上げとめておく飾りからヒントを得ました。
ぶら下がっているつまみ細工は同じ形の物を2つ背中合わせにしました。
揺れても裏が見えないようにしています。
今回なんとつまみ細工に名前まで付けてしまいました。
香炉峰(こうろほう)の雪
形が香炉に似ている。
白居易の「香炉峰の雪は簾 (すだれ) をかかげてみる」の詩句は有名。
清少納言の「枕草子」にも「少納言よ、香炉峰(かうろほう)の雪いかならむ。」と詠われている。
中宮定子(ちゅうぐうていし)は清少納言の知識を試そうとして雪の日に白居易(はくきょい)の詩を引用して「香炉峰(かうろほう)の雪は、どうなってるか。」と問いかけた。
清少納言は白居易の詩句のとおりに簾(すだれ)を高く巻き上げて中宮を満足させた。
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