先日どなたかのブログで子供の頃買えなかったおもちゃを大人になってから買ったというお話を語っていらっしゃいました。
それを読んでそういえば私も買えなかった玩具があることを思い出しました。
随分 昔の話です。
「ぴったしめんめん」という玩具がありました。
大きなどんぶり型カップめんの容器に小さいカップめん(赤いきつねやどん兵衛など)がたくさん入っていてひっくり返すことにより同じブランドの麵を探し当てるというゲーム。
早い話がカップめん型トランプの神経衰弱。
結構バカ売れして売り切れ続出。
渋谷の東急ハンズで偶然見つけた時は感激しました。
それも山積みになって。
うれしくなってその山に手を伸ばしかけた時「あっ、ぴったしめんめんだ!」と叫びながら小さな男の子が駆けてくるではありませんか。
その瞬間、伸ばしかけた私の手は隣の商品を取ってしまいました。
「この子が居なくなったら買おう」と心に決め、じっと待っていたのですが
次から次へとおなじような子がやってきてとうとう買うのをあきらめてしまいました。
恥を忍んで勇気を持って買えばよかったかしら。