綾なす

つまみ細工の小物作成

はじめてのスキー

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何故この時期にスキーの話なのか。
多分「買いそびれた玩具」のいもづる式記憶です。

 

私が初めて就職した会社はスキーが非常に盛んで毎年スキー旅行がありました。

場所はいつも蔵王

上野から山形駅まで夜行列車。
朝 山形駅へ到着。

先輩からの提案がありました。

荷物を持って列車を降りるのは混雑して大変。
そのため1人窓からホームに降り 残った者が窓から荷物を降ろす。

というものでした。

さて 誰が窓から降りるのか。

私を含む3人の女性。
1人は取引先の女性(失礼はできない)。
もう1人は私の先輩。

無言でジッと私を見つめる2人。
「私が降ります」と言わざるを得ない状況。

私は窓を開け飛び降りました。
ところが着地しなかったのです。
私の着ていたウィンドブレーカーの裾が窓枠のフックに引っかかったためです。

 

普通 ホームって車両の下位の高さがありますが、足が届かなかったということは多分もっと低い位置にホームがあったのでしょう。
 

なんとか地面に足が着かないかもがいていると更に悪い事が・・・。

泣きっ面に蜂。弱り目に祟り目。

 

先輩たちは私がホームに降りたとばかり思い込んでスキー板を下しにかかりました。
そのスキー板が私の頭をツンツンするではありませんか。


しばらくもがいていると仲間の男性が気づいてくれて駆けつけ助けてくれました。

私のスキー人生 先が見えたような気がしました。