出典:https://www.artpedia.asia/magritte-carte-blanche/
チケットがあるからと友人に誘われ観にいったルネ・マグリットという画家の美術展。
それまでそういう画家がいることさえ知りませんでした。
シュルレアリスムの画家は正直 好きではありません。
たとえばサルバドール・ダリ。
私は芸術的センスがないんですね。きっと。
美術展は最終日とあって混んでいましたし、さらっと巡ってしまいました。
でも この絵は非常に気に入り しばらく立ち止まって見入ってしまいました。
ちょっと「だまし絵」的で不思議な感覚にとらわれます。
この絵についてルネ・マグリットは
見える物は常に他の見える物を隠している。誰かが馬に乗って森を通り抜ける場合、その馬と人物はときどき見え、ときどき見えなくなる。だが、存在していることは察知できる。また馬と女性はときどき樹木を隠し、馬上の女性だけを隠すこともある。
引用元:https://www.artpedia.asia/magritte-carte-blanche/
と言っています。
「見える物」と「見えない物」を同時に描く。
そういう意味合いではこちらの絵もそうですね。
森の向こうに沈んだ日が描かれています。
今では好きな画家のひとりです。