私は高校生の頃、児童文化研究部という部に所属していました。
名前は何やらカッコいいのですが、やっていたことは子供の遊びみたいなものでした。
友人は将来保母さんになりたいとかの理由で入ったみたい。
文化祭やある(有名)大学で行われた日曜学校で人形劇をやりました。
この日曜学校の出し物は「長靴をはいた猫」。
私の担当はナレーション。
当日部長が人形とは関係ない真っ赤なつなぎを持ってきたんです。
私は「これ何ですか?」と聞いたら部長は言葉を濁したんです。
その時はあまり追究もしませんでした。
ところがいざ始まると「あなたこれを着なさい」とその真っ赤なつなぎを私に渡すんです。
このつなぎは本来張りぼてとセットで頭に被り物があるんです。
被り物があればまだ顔が隠れるものの無くてつなぎだけでは非常にみっともない。
それも真っ赤なつなぎですよ。恥ずかしいです。
大体恥ずかしいものでなければ私が聞いたとき「ナレーションやる時着なさい」とちゃんと説明したと思うのです。
その大学は大きな交差点の角で周りから丸見え。
私は「嫌だ、嫌だ」と言って逃げ切りました。
今思うと楽しい思い出です。
今週のお題「わたし○○部でした」